フッ素とキシリトール

フッ素とキシリトールはむし歯に効果的なすぐれもの!!

フッ素

フッ素フッ素はむし歯の治療に効果的。フッ素イオンは、むし歯の原因となる細菌の働きをおさえ、酸を作りにくくしてくれる。また、糖の取り込みを防いだり、抗菌効果やミネラルの再石灰化を促す働きがあったり、エナメル質の耐酸性を向上させたりする。

フッ素は、うまく使えばむし歯に効果的ですが、過剰に摂取すると害になる。ただ、通常の使用では有害性はないので、フッ素入りのハミガキ粉を使って、むし歯の予防を心がけよう。

キシリトール

キシリトールキシリトールは、糖アルコールの一種で、お砂糖と違い酸をまったく作らない甘味料。むし歯の大きな原因となるミュースタン菌には、キシリトールに感受性のある悪玉菌と、感受性のない善玉菌がある。悪玉菌は、キシリトールを取り込むことによって、成長や増殖を阻止される。つまり、キシリトールがあると、悪玉菌は増えないということだ。キシリトールを摂取し続けると、ミュースタン菌が歯につきにくくなり、酸をあまり作らない菌に変化し、そうなるとプラークもつきにくくなるのだ。

最近では、キシリトールガムなどたくさん販売されているので、このすぐれもののキシリトールを、普段の生活に取り入れてむし歯の予防に心がけよう。

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